望み

サスペンス

あらすじ(公式サイトより)

一級建築士も石川一登とフリー校正者の妻・貴代美は、一登がデザインを手掛けた邸宅で、高一の息子・規士と娘・雅と共に幸せに暮らしていた。規士は怪我でサッカー部を辞めて以来遊び仲間が増え、無断外泊が多くなっていた。高校受験を控えた雅は、一流校合格を目指し、毎日塾通いに励んでいた。
冬休みのある晩、規士は家を出たきり帰らず、連絡すら途絶えてしまう。翌日、一登と貴代美が警察に通報すべきか心配していると、同級生が殺害されたというニュースが流れる。警察の調べによると、規士が事件へ関与している可能性が高いという。さらには、もう一人殺されているという噂が広がる。
父、母、妹  それぞれの<望み>が交錯する。

鑑賞情報&満足度

観賞日 2021年8月10日(月・祝)
アマゾン・プライムビデオ

期待度★★★
物語★★★★
演出★★★
配役★★★
満足度★★★★

監督、キャスト

監督:堤幸彦(ファーストラブ、人魚の眠る家、天空の蜂)
出演:堤真一(石川一登)、石田ゆり子(貴代美)、岡田健史(規士)、清原果耶(雅)、松田翔太

望み

感想(ネタばれあり)

息子は加害者なのか?
シンプルなテーマだけに演技や演出が問われる作品。その点、とても満足です。

照明を含めた光の使い方が王道でよいです。
外から見た家はおしゃれでまぶしく輝いている。しかし家族が揃う食卓はいつもうす暗い。そして規士が消えてからは一層暗さが増す。
日曜ドラマでよく使われる夕陽の演出も気持ちの沈み方を示す。

松田翔太さんが登場する最後のシーンはちょっと説明になってしまっていますけど、記者と母親のやり取りが感情的にならず自然に感じられました。

ここからネタばれあり。

同級生が襲われた後の規士の行動はちょっとスッキリしない。
規士の優しさに関する話は最後に描かれているけれど、そこにいたる正義感を言葉じゃなくてエピソードで描いてくれたらもっとよかったな。

父親は基本的に感情で動くタイプでなく残されたナイフをみて息子の潔白を信じ、母親は無条件に息子を信じてかばう。
そして息子が加害者であることを望む。被害者で絶命するよりも、生きていることを望む。
なかなか思いテーマですが、見事に皆さん演じられていて後半は目が離せません。

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