今夜、ロマンス劇場で

ロマンス

観賞日 2018年2月18日(日) 13:50
横浜ブルク13 シアター6 ほぼ満席/242席 カップル、女性多め

期待度★★★
物語 ★★★
演出 ★★★★
配役 ★★★★★
満足度★★★★★
監督:武内英樹(テルマエ・ロマエ 他)

公式ページ

 

あらすじ(公式ページより)

映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)がひそかに想いを寄せるのは、通い慣れた映画館・ロマンス劇場の映写室で見つけた古いモノクロ映画のお姫様・美雪(綾瀬はるか)。今はだれも見なくなったその映画を、毎日のようにくり返し見ていた健司の前に、ある日奇跡が起きる。美雪が健司の前に突然現れたのだ。その日から2人の不思議な同居生活が始まった。

モノクロの世界しか知らない美雪にカラフルな現実世界を案内する健司。同じ時間を過ごす中で、2人は次第に惹かれ合っていく。しかし、美雪にはある秘密があった。現実の世界に来るための代償で、人のぬくもりに触れたら美雪は消えてしまうのだ。そんな中、美雪は映画会社の社長令嬢・塔子(本田翼)が健司に想いを寄せていることを知る。

好きだから触れたい、でも触れられない…。
この切ない真実に2人はどう向き合い。どんな答えを出すのか…

予告は観ていたのですが、地味な印象を受けたのでさほど期待はしていませんでした。

結論としては、かなりの名作だと思います。私が観た邦画のラブ・ロマンスものの中でも間違いなくベスト3に入る作品です。

ストーリーとしては、あらすじの通りかなりシンプル。ファンタジーなので、いろいろとツッコミどころはあります。中盤までは淡々とした印象はありますが、後半から一気に畳みかける展開。といってもスピーディーというわけではなく、じわじわとこみあげてきます。このゆったり感が観る方にいろいろと考えさせる間になっています。じわじわと泣いていたのが、最後には号泣です。

過去部分の主演2人以外の登場人物も地味にいいんですよね。なんとなく恋愛ものでも刺激の強いものを見慣れていたので、つかず離れずのじりじりと王道作品は新鮮で、本田翼さん、中尾明慶さん、柄本明さんの役回りも無駄がなくてとてもよかったです。「羊の木」を観た後だっただけに北村一輝さんの本作とのギャップも一層光っていました。

そして健司の晩年を演じた加藤剛さん。どうなるかはわかっていても泣かされました。

後は音楽もとてもよかったなぁ。

小粒なんで劇場でなくてもよいかもしれませんが、世界に浸って号泣したければ劇場で観たほうがよいです。

 

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