観賞日 2018年2月12日(月) 13:50
横浜ブルク13 シアター4 ほぼ満席/143席 カップル、女性多め
期待度★★★
物語 ★★★
演出 ★★★★
配役 ★★★★
満足度★★★★
監督:吉田大八

あらすじ(公式ページより)
さびれた港町・魚深(うおぶか)に移住してきた互いに見知らぬ6人の男女。
市役所職員の月末(つきすえ)は、彼らの受け入れを命じられた。
一見普通にみえる彼らは、何かがおかしい。
やがて月末は驚愕の事実を知る。
「彼らは全員、元殺人犯」。
それは、受刑者を仮釈放させ過疎化が進む町で受け入れる、国家の極秘プロジェクトだった。
ある日、港で発生した死亡事故をきっかけに、月末の同級生・文(あや)をも巻き込み、
小さな町の日常の歯車は、少しずつ狂い始める・・・。
原作漫画は未読。
予告を観て当たりはずれが大きそうな予感はありましたが、好みである「美しい星」、「神の月」、「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督作品ということで劇場で鑑賞。
主役は月末役の錦戸亮さんなんですが、言葉は悪いですがあまり劇中では主役オーラがでていません。
北村一輝さん、松田龍平さんは圧倒的存在感で何も語らずとも、どんな人間かがあふれ出ています。
この濃いメンバーに対峙する錦戸さんの平凡さが、実はこの映画のポイントだと思います。ストーリー的には外の世界から閉じた街に入ってくる人々を受け止め、かつその人に合わせた接し方を演じる。
錦戸さんの演技に強い色がでてしまうと、他の方々と混じり合ってやかましい画面になってしまうのでしょうが、無色の月末が相手によって色が変わるという演技はとてもよかったです。
錦戸さん演技ポイントとしては同級生だった女性・文さん(木村文乃さん)に煮え切らない態度で接し、あっさり玉砕してしまうところ。これも名演でしたね。
ストーリー的にはあまり意外性はなかったのですが、基本的に6人の殺人犯の今のみが画として表現され、過去のシーンはほぼなかった点も冗長にならず私としては好みでした。
奇祭をどう使うかがポイントでもありましたが、最後のオブジェに絡んだシーンはスッキリせず。ちょっと強引な感じでした。
地味ながらも映画らしい作品だと思います。
予告を観た印象通り、好き嫌いは分かれるでしょうね。


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