スリー・ビルボード

ヒューマン

観賞日 2018年2月14日(水) 19:20
TOHOシネマズ上野 スクリーン4 ほぼ満席/95席 ひとり客多め、多少男性多い

期待度★★★
物語 ★★★
演出 ★★★★★
配役 ★★★★★
満足度★★★★★
監督:マーティン・マクドナー

公式ページ


あらすじ(公式ページより)

アメリカはミズーリ州の田舎町エビング。さびれた道路に立ち並ぶ、忘れ去られた3枚の広告看板に、ある日突然メッセージが現れる。──それは、7カ月前に娘を殺されたミルドレッド・ヘイズ(フランシス・マクドーマンド)が、一向に進展しない捜査に腹を立て、エビング広告社のレッド・ウェルビー(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)と1年間の契約を交わして出した広告だった。
自宅で妻と二人の幼い娘と、夕食を囲んでいたウィロビー(ウディ・ハレルソン)は、看板を見つけたディクソン巡査(サム・ロックウェル)から報せを受ける。

一方、ミルドレッドは追い打ちをかけるように、TVのニュース番組の取材に犯罪を放置している責任は署長にあると答える。努力はしていると自負するウィロビーは一人でミルドレッドを訪ね、捜査状況を丁寧に説明するが、ミルドレッドはにべもなくはねつける。
町の人々の多くは、人情味あふれるウィロビーを敬愛していた。広告に憤慨した彼らはミルドレッドを翻意させようとするが、かえって彼女から手ひどい逆襲を受けるのだった。

今や町中がミルドレッドを敵視するなか、彼女は一人息子のロビー(ルーカス・ヘッジズ)からも激しい反発を受ける。一瞬でも姉の死を忘れたいのに、学校からの帰り道に並ぶ看板で、毎日その事実を突き付けられるのだ。さらに、離婚した元夫のチャーリー(ジョン・ホークス)も、「連中は捜査よりお前をつぶそうと必死だ」と忠告にやって来る。争いの果てに別れたチャーリーから、事件の1週間前に娘が父親と暮らしたいと泣きついて来たと聞いて動揺するミルドレッド。彼女は反抗期真っ盛りの娘に、最後にぶつけた言葉を深く後悔していた。

警察を追い詰めて捜査を進展させるはずが、孤立無援となっていくミルドレッド。ところが、ミルドレッドはもちろん、この広告騒ぎに関わったすべての人々の人生さえも変えてしまう衝撃の事件が起きてしまう──。

予備知識ほとんど無しだったのですが、オスカー候補ということで観に行きました。
わかったいたのは娘がレイプされた上に殺された母親の復讐劇、というくらい。

なんとなくクリント・イーストウッドのグラン・トリノを想像していました。
感想はというと、大満足です。

良かった点

・キャストがぴったり
母親ミルドレッド役のフランシス・マクドーマンドはまさにこの人しかいない、という雰囲気。
娘が殺された後はほぼつなぎ服を着ており、音楽と相まって常に戦闘状態。そして全く誰にも頭を下げない!
クズ景観ディクソン役はサム・ロックウェル。前半はとにかく見ていて腹が立つ役回りなのですが、いくつかの事件を経てすっかり更生します。感情移入はしませんが、違和感のない流れはとてもよかった。
看板貸しているレッドも、警察署長も魅力的でした。

・脚本のよさ
後半からはこの映画の到達点が良い意味でわからなくなり、あーそういう結末ね、まぁそれもありか、という感じでした。
いくつかのサイドストーリーが本編を邪魔していないので、あっという間に終わりました。

・音楽のよさ
全体的にウエスタン調の曲構成がとてもマッチ。
後から知ったのですが、最後にカーラジオから流れていた今日はチャゲアスの「YAH YAH YAH」だったんですね。これはラストにぴったりです。

悪かった点というわけではないんですが、、、、
母親の一言が事の発端だったんですけど、それについてはほとんど反省していない(笑)。邦画だったらこの感情と犯人への憎しみを行ったり来たりするんでしょうけどね。子供を持つ身としてはちょっとこの部分は不慣れでした。

 

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