あらすじ(公式サイトより)
舞台は南カリフォルニア、ロサンゼルス近郊にある牧場。亡き父から、この牧場を受け継いだOJは、半年前の父の事故死をいまだに信じられずにいた。形式上は、飛行機の部品の落下による衝突死とされている。しかし、そんな“最悪の奇跡”が起こり得るのだろうか? 何より、OJはこの事故の際に一瞬目にした飛行物体を忘れられずにいた。牧場の共同経営者である妹エメラルドはこの飛行物体を撮影して、“バズり動画”を世に放つことを思いつく。やがて起こる怪奇現象の連続。それらは真の“最悪の奇跡”の到来の序章に過ぎなかった……。
鑑賞情報&満足度
公開日 2022年8月26日(金)
観賞日 2022年9月2日(金) 20:25
109シネマズ川崎 シアター9 20人強/89席
| 期待度 | ★★★ |
|---|---|
| 物語 | ★★★ |
| 演出 | ★★★ |
| 配役 | ★★★★★ |
| 満足度 | ★★ |
監督、キャスト
監督:ジョーダン・ピール(ゲット・アウト、アス)
出演:ダニエル・カルーヤ(OJ・ヘイウッド)、キキ・パーマー(エメラルド・ヘイウッド)、スティーヴン・ユァン(リッキー・“ジュープ”・パク)、ブランドン・ペレア(エンジェル・トーレス)

感想(ネタばれあり)
映画館で予告を観た時から劇場で観たいという気持ちと絶対に内容は「アレ」だろうな、という葛藤がありました。
映画を観終わった後は失敗だった気持ちが強かったのですが、今振り返ってみると実はとても良くできた作品だった気がします。スカッとするエンターテインメント映画だと期待してはいけません。いろいろと考察するべきことがある作品です。
感想の全てがネタばれになりそうなんですが、画がとてもよかった。UFOものはUFO自体の表現上だと思うのですが、夜のシーンが多い。本作はその点、このUFOをはっきりと見せてもらえます。UFOが形を変えていくのもよくできていました。エバンゲリオンファンは思わず声をあげたくなったのではないでしょうか。
内部の仕組みもですが、簡素というか陳腐であるのは作品の意図なのでしょう。
ここからネタばれあり。
「ゴーディ 家に帰る」のチンパンジーと人食いUFOとをかぶせています。その中でもゴーディで出てくる靴の存在は気になるわけです。そこにいたジュープは靴に気を取られた結果チンパンジーと目を合わせず、襲われずに済んだわけです。
UFOに対しても知ってか知らずかOJは「目を合わせるな」というみんなに伝えるわけです。(いや、そのUFOの目ってどこだよ、って突っ込みたくなりますよね)
見世物だった側が一転襲うものになる。まぁ、わかりやすい構成なんですがゴーディの凶暴さのほうがリアルでインパクトありすぎて、巨大UFOの暴れっぷりがかすんでしまいました。襲ってくる対象物があまりにも大きすぎると、お手上げというか実感わかなくなりますね。
また最後にUFOがバルーンを食って内部爆発で終わりでした。ここもなんで爆発するの?萎むだけじゃないの?って感じで、不完全燃焼。しかしこれもチンパンジーが風船破裂きっかけで暴れだしたことに紐づけているみたい。ちょっとこれは強引かな。
結局「最悪の奇跡」って何だったでしょうか?
奇跡って言葉はなんとなく良い方向に話が進むように勝手にイメージしていましたが、そうとも限らないのかな?
ポジティブ要素は
最後の写真取れて、その後金持ちになる、かも
くらいかな。
でもあんなでかいものが空に浮かんでたら、みんな気が付きますよね。
ネガティブ要素はたくさんありますね。
いきなり空から落ちてきたコイン直撃
ジュープがUFOの住処の近く住んでる
大事な場面でカマキリ
とか。
そしてあのUFOは普段は雲らしきものの中でじっとしてるってことは、それなりの知識レベルなんですかね。
なんとなくもう一度ストーリーを追いながら見てみたくなりました。

