蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷 ヒューマン

観賞日 2019年10月5日(土) 16:05
イオンシネマみなとみらい SCREEN 2(6割/158席)

期待度★★★
物語★★★
演出★★★★
配役★★★★★
満足度★★★★

監督:石川慶(愚行録)
出演:松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士

蜜蜂と遠雷

公式ページ

あらすじ(公式ページより)

3年に一度開催され、若手ピアニストの登竜門として注目される芳ヶ江国際ピアノコンクール。

かつて天才少女と言われ、その将来を嘱望されるも、7年前、母親の死をきっかけに表舞台から消えていた栄伝亜夜は、再起をかけ、自分の音を探しに、コンクールに挑む。

そしてそこで、3人のコンテスタントと出会う。岩手の楽器店で働くかたわら、夢を諦めず、“生活者の音楽”を掲げ、年齢制限ギリギリで最後のコンクールに挑むサラリーマン奏者、高島明石。幼少の頃、亜夜と共にピアノを学び、いまは名門ジュリアード音楽院に在学し、人気実力を兼ね備えた優勝大本命のマサル・カルロス・レヴィ・アナトール。

そして、今は亡き“ピアノの神様”の推薦状を持ち、突如として現れた謎の少年、風間塵。国際コンクールの熾烈な戦いを通し、ライバルたちと互いに刺激し合う中で、亜夜は、かつての自分の音楽と向き合うことになる。果たして亜夜は、まだ音楽の神様に愛されているのか。そして、最後に勝つのは誰か?

感想(ネタばれあり)

これまで観たことがあるコンクールもの映画は、ライバルを基本的に敵視し、極端に言えば相手を蹴落としてでも優勝するというものが多かったです。
印象的なものとしては満島ひかりさん主演の「プライド」。この時の満島さん、キレッキレで怖かったなぁ。

本作はそんな感じは全くなく、コンクールのシーンは多く流れますが、結果自体は重要視されていません。

3人の天才とその他ピアノ好きひとり。(松坂さんに対する説明がむずかしい)
この天才のうち2人は子供のころからの様々なプレッシャーを受けながらも、コンクールへ。
もうひとりの天才・風間塵はピアノの森の一之瀬海のような、何にも縛られない自由気ままな16歳。
この登場人物たちが火花をちらすのか、と思いきやとっても仲良し。練習で連弾したり、一緒に海に行ったり。
この人間関係がこの映画のメインテーマです。技術面で互いを高めあうのですが、その背景に人としてお互いを尊敬しあう。
なんか臭い感じかもしれませんが、演者さんの演技が素晴らしく違和感ありません。

手持ちカメラを多用しているためか、全体を通してドキュメンタリーのようです。
コンクールに絡む部分は特にその傾向が強く、のめりこむと酔いそう。

演奏シーンはもちろん素晴らしいです。ただ演奏は別の方がされているので、映画としては別評価としたいです。

松岡茉優さん出演映画は何本も観ていますが、本作も憑依しているようで目がはなせませんでした。
また風間塵役の鈴鹿央士さんは、演技なのか素なのかわからないほどの表現力。間違いなく主役のひとりです。これからが楽しみです。

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