観賞日 2019年11月16日(土14:45
ムービル ムービル4(30人/337席)
| 期待度 | ★★★ |
|---|---|
| 物語 | ★★★ |
| 演出 | ★★★★ |
| 配役 | ★★★★★ |
| 満足度 | ★★★★ |
監督:篠原哲雄(花戦さ)
出演:山﨑まさよし、尾野真千子、北村匠海、滝藤賢一、鶴見辰吾、大竹しのぶ

公式ページ
あらすじ(公式ページより)
世間のルールを外れ、プロの窃盗犯として生きてきた真壁修一(山崎まさよし)。ただの「空き巣」とは違う。深夜に人のいる住宅に忍び込み、現金を持ち去る凄腕の「ノビ師」だ。証拠も残さず、取り調べにも決して口を割らない。高く強固な壁を思わせるそのしたたかさで、地元警察からは「ノビカベ」の異名で呼ばれていた。ある夜、真壁は偶然侵入した寝室で、就寝中の夫に火を放とうとする妻の姿を目にする。そして彼女を止めた直後に、幼なじみの刑事・吉川聡介(竹原ピストル)に逮捕されてしまう。2年後、刑期を終え出所した真壁は、彼を「修兄ィ」と慕う若者・啓二(北村匠海)と共に、気がかりだった疑問について調べ始める。なぜあの夜、自分は警察に補捉されてい たのか。そして、あのとき夫を殺そうとしていた葉子(中村ゆり)という女の行方は?恋仲の久子(尾野真千子)が懸命に止めるのを振り切り、自らの流儀で真実に迫っていく真壁。裏社会を結ぶ細い線が見えてきた矢先、新たな事件が起こって……。
感想(ネタばれあり)
原作未読。
正直ストーリーはあまり入ってきませんでした。
映画自体が悪いとかストーリーが悪いというわけではありません。
あんまり経験ないのですが、話を追うよりも役者さんを見入ってしまいました。
観る前は山﨑さんの演技が気になりました。周りの役者さんがどの方も素晴らしく埋もれてしまうんではないか、という心配です。
思った通り、尾野さん、鶴見さん、大竹さんと素晴らしい演技。
それに対して山﨑さんは割と台詞少な目。これがとてもよかった。多くを語らずとも独特のオーラをまとい、そして魅力的な声。
犯罪者であるが故に言葉数が少ないのかもしれませんが、これが見事にはまっていました。
ダークヒーローがどうのこうのという映画の宣伝文句ではありますが、ヒーローというには違和感あり。
犯罪スキルと知恵で謎を解く。確かに小説的に面白い。これがかっこいい役者さんが演じたら、本作品の価値は半減していたでしょう。
普通のおっさんを見事に演じた山﨑さんは、ヒーローとは言いませんがやはり輝いていました。
ただ演出的に、現在の北村さんの使い方がこれでよかったのかなと迷うところ。
過去を振り返るため、というのであれば類似した作品もあるので今更感があります。
滝藤さんとの対比であれば、なおさらいらないかなと。
地味な印象がある作品ですが、言葉ではなく演技で見せる素晴らしい一本でした。


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