観賞日 2019年2月17日(日) 13:20
イオンシネマみなとみらい スクリーン4 8割/212席
| 期待度 | ★★★★ |
|---|---|
| 物語 | ★★★★ |
| 演出 | ★★★ |
| 配役 | ★★★★★ |
| 満足度 | ★★★★ |
監督:福澤克雄(祈りの幕が下りる時)
あらすじ(公式ページより)
トップセールスマンである課長の坂戸宜彦(片岡愛之助)からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しか果たさず、定例の営業会議では傍観しているのみ。
絶対的な存在の営業部長・北川誠(香川照之)が進める結果主義の方針の元で部員が寝る間も惜しんで働く中、一人飄々と日々を送った。
ある日突然、社内で起こった坂戸のパワハラ騒動。そして、下された異動処分。訴えた当事者は年上の部下、八角だった。
北川の信頼も厚いエース・坂戸に対するパワハラ委員会の不可解な最低に揺れる社員たち。
そんな中、万年二番手に甘んじてきた原島万二(及川光博)が新課長として着任する。会社の”顔”である一課で、成績を上げられず場違いにすら感じる原島。
誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いと葛藤。
だが、そこには想像を絶する秘密と隠されていた。
感想(ネタばれあり)
池井戸潤さん原作と言えば、日曜21時枠のドラマを想像しますよね。本作も期待を裏切らない同様の展開です。
当然細かい部分は各ドラマとは異なりますが、隠れた悪をあぶりだし罰をくわえることと、各役者の顔芸はちゃんと入っています!
映画であるため時間的な制限があり、物足りない部分があるものの、逆に余分なものもそぎ落とされているのでとても集中できました。
物語の構成は気になる問題がちょっとづつ積み上げあがり、とてつもない巨悪が見えてくるというものです。このあたりは手慣れた感じでこちらもわかってはいるもののドキドキします。
登場人物はその一覧をご覧になればわかっていただけると思うのですが、見た目だけでなく役柄的にも悪人なのか善人なのか、判断しにくくなっていて面白さアップ。
今でいうところのパワハラにあたるシーンが前半多々でてきます。40代、50代の方には極端とは言え、昔はこんな高圧的な上司もいたなと感じるのではないでしょうか。20代の方であれば、こんな会社なんて絶対入社しない、してたら辞めてやる、という気持ちなるでしょう。
まぁ世の中には大なり小なりこんな世界もあるのです。したくなくとも共感する方が本作の動員を支えているのでしょう。
「空飛ぶタイヤ」に結構似てはいますが、エンターテインメント性はこちらのほうが上でしょうね。映画俳優でない方々の振り切った演技が魅力です。



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